杏の里で楽しんだ後は、ハンドルを娘婿にバトンタッチしてから一路、笑顔が待つ今宵の宿へ車を走らせる。高速道路を塩尻インターで下り19号を南下する。
途中、木で出来た丼が欲しいと言う、息子たちの為に奈良井宿で馴染みの民芸店で見せて貰う事にし、寄り道した。寄るからには当然買う事を前提としているが、気に行った物が有るかは行って見ないと解からない。
たかしま民芸店に着くと、息子夫婦と娘夫婦が気に行った物をドンドンと選びレジの近くに置いて行く。これもあれもと、どちら夫婦とも手提げの紙袋がいっぱいになる程買い込んだ。たまにしか来ないのに沢山負けて頂き、その上塗り箸やひのき箸、フォークにスプーンとおまけして頂いた。有り難う御座いました。
其のあとは、笑顔が待つ今宵の宿へまっしぐら!、17時50分頃に着くと兄貴が笑顔で迎えてくれた。部屋に入りそれぞれくつろいだり、小生は娘婿と裏の川へ竿を出しに行ったが既に先客が居たらしく、足跡は有るし魚も警戒して餌を飲み込んでくれない。それでも30分位粘ってアマゴを1匹釣りあげた。
宿に戻り、一風呂を浴びてから囲炉裏にあたりビールで喉を潤す。その間息子たちは風呂を浴びてから、夕食になる。夕食は姉貴を始め宿の心の籠った料理の数々、特にこの地方では御目出度い席では必ず食べられる、鯉の旨煮をわざわざ息子、娘夫婦の為に用意して置いてくれた。実は杏の里に着いた時に姉貴から(鯉の旨煮を造るからね、食べるでしょ?)とメールが入って居たのだ。勿論返事は(お願いします。)そのころから煮込んでくれたに違いない、しっかりと愛情のこもった味がした。
その他、食べきれないほどの料理が出て来たが、皆良く食べたが一番美味しく頂いたのは、娘に違いない、出てくる料理を皆美味しい!と熱い物は熱いうちにと頂いた。
また、焼き魚が岩魚とヤマメが出て来た時は、旦那さんが岩魚を奥さんたちがヤマメを選び、息子が皆に魚の骨抜き法を教えてやったりして、旨く抜けたり、ちぎれたりで笑顔がこぼれていた。また岩魚やヤマメも二人で分け合い味の違いにうなずいていた。
一通り食事が済んだ頃、兄貴が会合から帰って来た。ビールで乾杯し、木曽節を始め民謡を聞かせてくれたり、娘の婿さんや、息子の嫁さんを我が家の新しい家族として紹介した。楽しい時間を過ごした後で、見送ってくれた言葉は、身体には気を付けろよ!、気を付けて帰れよ!、またみんなで来るのを待ってるよ!と思いやりのこもった暖かい言葉だった。勿論姉貴やお袋も笑顔で見送ってくれた。
とても満足する旅だったが、親父の顔を見に部屋を覗いたら笑顔で居たが、やけに白くまた頬がこけ小さく見えた。お袋は寒いから外に出ないでいるから、暖かくなったら散歩に連れ出すと言っていた。まだまだ寒いから風邪だけは引かない様にと祈るばかりだ、、、。5月半ばからアユが解禁になる、親父の笑顔を含めてまたみなさんに会えるのを楽しみにしている。
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たかしま民芸店での一枚。 |
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囲炉裏でくつろぐ娘夫婦。 |
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料理に舌づつみを打つ女房と息子の嫁さん。 |
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笑顔の兄貴と娘夫婦。 |
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囲炉裏で家族全員集合。 |
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釣り上げたアマゴの天麩羅をパクリ!。 |
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お世話になった兄貴、姉貴とお袋。 |
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こおしん塚 |
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妻籠宿 |
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桜の妻籠宿 |
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