そのお陰かどうかは別として今朝も早く目が覚めた。宿の廻りを散歩して居ると直ぐそばを流れる木曽川支流男垂川に魚の影を発見する。良い型の魚影だ。
こうなると竿を出したくなる。お袋に魚を見るとじっとしちゃおれんな!と言われてしまった。餌がなくキジ掘りから始め、お袋も手伝ってくれた。
散歩のときは堰堤下に一匹、橋の上に一匹、橋の下の深場に一匹確認できた。手始めに静かに橋の上から仕掛けを投入するもブッシュが多く旨くポイントに入らない、それでも何回目かで魚のやや斜め上流に餌が落ちた。すかさず何の躊躇もせず奴が餌をくわえた、1、2、3、4、5、10数えてから合わせるとしっかりキジを飲み込んでいた。岩魚だ、橋の上から一匹キープする。
次は堰堤下を攻める。ここも4投目で食わせて二匹目をゲット。三匹目は一匹目を釣ったポイントを静かに川を渡り、橋下のポイントからクモの巣に注意しながらイメージトレーニングして残っているキジを数匹早瀬に投げ込む。こう言うポイントは1発勝負なのだ、満を持してやや大きめのキジを上流から流れに乗せる、竿先が木の枝に絡まったが構わず流して餌が落ち着くのを確認する。数十秒、いや数分待って軽く聞いてみる、竿先から魚信が伝わってくる。さらに数十秒待ち木の枝からやや強引に合わせると魚が乗った、魚の引きが強く下流に持って行かれた途端旨く木の枝から竿先が外れた。強引に引き抜くとまぎれもなく散歩のときの奴だった。見えた魚三匹を朝飯前にゲットした、綺麗な岩魚達だった。
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