今日は朝から天気がいい。
昨夜の晩酌中に、明日は少し早く行こうかと女房が言う。
今朝も朝早くから山野草に薄い液肥を与えてやって居ると女房がもう少したったら行けるよ!と言う。
小生は作業を止めて車に乗り込み近くのスタンドへ行き燃料を補給して家に帰って来た。
上着だけ着替えてから小淵沢へ向かい出発する。
途中何度かトイレ休憩をしたり、小生は朝飯抜きだったのでサービスエリアで焼き立てパンを買って食べながら運転する。
小淵沢インターを降りてから武川町へと車を走らせる。ナビは実相寺へと案内する。近くになると駐車場へ入る車の長い列が出来て居る。
何分か待っては進むといった具合で車は徐々に進んで行く。
実相寺近くになって少し手前の駐車場へと入れる事にする。皆はもう少し近くまで行って駐車場へ停める車もあるが、待つ時間を考えれば手前に止めて歩いて行っても同じだと思い手前に止めた。すると駐車料金は400円だった。近くの駐車場は500円で遠い方は100円安い。
歩きながら徐々に迫って来る桜の花が目に入る。入り口付近は車両通行止めになって居て、所狭しと並んだ屋台に沢山の人集りが出来て居る。
その人込みを縫うように実相寺の入り口へと向かう。
山門から観ると桜は満開だ。
境内には水仙が8万本?植えられて居るとか、神代桜の子木や宇宙に行って来た神代桜の木があり、花を咲かせて居た。ここも人集りが出来ていた。
境内の中は人が沢山居て思う様に進めない。それでもここだ!と思うところでは写真を撮った。
メインの神代桜も沢山の人集りが出来て居り、やはり何かパワーを感じる。以前一度観に来た時と比べて、気の所為か枝数が少なくなった気がする。
それでも流石に他の木とは違う何かが感じられる。さすが樹齢2,000年とも言われることはある。
伝説では日本武尊が東征の折、この地に留まった時に植えられたもので、名前の由来らしい。樹高10.3m、根元幹周り11.8mもあり、日本で最古、最大級の巨木と言われているようだ。
神代桜は、またの名を妙法桜と言われ、13世紀頃日蓮聖人がこの木の衰えを見て回復を祈念したところ勢いが蘇ったとのこと。
久しぶりに観た神代桜は神々しく、この桜が令和の時代も次の時代も続く事を願い、眼の保養をして駐車場へと戻った。
帰りは途中、幾つかの道の駅などによりお土産や新鮮野菜などを買い韮崎インターから中央高速に乗り相模湖インターで高速を降りる。一般道をのんびり走り春の香りを感じる。相模原から愛川に入ると山の中に桜があっちこっちで咲いているのが眼にはいる。あらためて山桜の多い事に気が付く
そんな話を女房としながら、途中のスーパーへ寄り買い物をして家に帰って来た。
尚、神代桜は今が見ごろだったので、もう少しは楽しめると思うが、詳しい情報は北杜市、または実相寺のホームページ等を見て下さい。また神代桜の伝説や言われ等も詳しくはインターネット等を見て頂きたい。
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