明日から休みになるが今年最後の連休になってしまう様な気がしてならない。そこで正月用の酒を買いに行こうか迷って居たが、たまたまいつもの定宿の女将さんから1通のメールが入った。
金曜日に入って居た予約がキャンセルになったので遅い時間になってもいいから気兼ねなしに来て下さい。と言う内容だった。
群馬から大特急で自宅に戻り支度をしてから木曽を目指して中央高速をぶっ飛ばしたのである。途中八ヶ岳を過ぎる辺りから雪が本降りになり前が見えないほどに舞っている。そんな中を飯田、山本ICで下り、雪の清内路峠を妻籠へと急いだのである。
時計の針が22時を指す頃に宿に到着した。宿には兄貴(主人)と姉貴(おかみさん)が待って居てくれて、さっそく七笑いど出してくれた。そのあとに湯気の出て居る煮物が続き、酒の肴が数種類出て来た。それだけでどんな気持ちで旅人を待って居てくれるのか充分解かる気がする。今流行りの『お、も、て、な、し』の心が充分伝わってくる。
11時半前まで飲ませて貰いあまり遅くなると迷惑をかけるので切り上げて、遅いけど風呂を頂くことにした。のんびりと足を延ばして湯船に沈み身も心も暖まったところで風呂から上がり1時前に布団に入った。
翌朝は5時に目覚めたが6時半過ぎに起きた。宿の廻りの雪景色を写真に納め、7時前に静まりかえった妻籠宿を散策し写真に納めた。
8時前に宿に戻り朝食を頂き、9時過ぎに先代の親父の顔を見てお茶を頂き、妻籠に車で入れる家に宿を出発した。出発の間際に先日結婚した息子にお祝いを頂き大変恐縮した。嬉しかったです、有り難う御座いました。
妻籠宿内に車で行き、正月用の酒とお土産に丁兼の和菓子を買い込んで帰路に着いた。慌ただしくトンボ帰りの旅だったが、無理してでも行って良かったと思う、心も気持もほんの少しだがリフレッシュ出来て帰って来た。兄貴、姉貴を始めとする皆さんの顔を見てパワーを充電出来ました。有り難う御座いました。また行きます。
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