今日も仕事が終わり帰宅するとテーブルの上に大きな箱が置いてあった。
すると女房が帰ったら玄関の前に置いてあった、と言う、、、。
コロナの影響による置き配って言うやつか?と小生。
我が家は道路に面していて車を止める駐車スペースの前は直ぐ歩道である。したがって歩道を歩く人たちは庭に咲いている草花を観て楽しんで貰っている。
当然玄関も見える。歩道から6歩から7歩程度で玄関にたどり着くし、物が置いてあっても見えるのである。
平日の日中は小生も女房も仕事で居ない。
帰って来て荷物が置いてあれば眼に附くが、無ければ解らないしそれまでだ、、、。
置き配も、こういうご時世なのでしょうがないのかもしれないが、留守なので何処どこに置きました。とかのメモとか、留守電とかで知らせると言う事は出来ないのだろうかと思ったのは小生だけだろうか、、、。
さて荷物はと言うと送り主は、日立市に単身赴任していた時に住んでいたマンションの大家さんで、居酒屋を経営していたAさんからだった。
箱には取り扱い注意(ワレ物)のシールが貼ってあり、直ぐにお酒だと解った。
包みを開けると箱の中から出て来たのは越後の銘酒『麒麟山』と福島は二本松の生元造りの銘酒『大七』だ。
小生が日立市に赴任した時には会社の独身寮に神奈川から赴任した仲間は全員入って居たが、何年か経った時点で寮の老朽化で取り壊しになることから戸建住宅に何名かで移ることとなった。
戸建住宅だと部屋は別でも風呂やキッチン、トイレなどは共同で使う事になる。
出張や飲んで遅く帰宅した時などは遅い時間に風呂に入ったりと色々と気を遣うし、プライバシーにも問題がある様に思いアパートを借りる事にして同僚と探していた。
Aさんが営む居酒屋には、日立市に神奈川から出張に来た時から行って居たので、赴任してからも毎日通い、飲んで食事をして帰っていた。
毎日通えば当然常連として扱って貰えるようになる。
そんなある日、退寮の話をすると家のマンションが一部屋空いて居るから入りな!と大将が言ってくれた。
不動産屋は通さなくていい、敷金や保証金、礼金、等々なんにも入らないから、寮費はいくらだったの?と言うので金額を言うと、それにあと3千円足してくれればいいよ。と言ってくれた。
後日部屋を見に行くと6畳2部屋と12畳くらいのフローリング続きのキッチン、反対側にはバス、トイレがあり、即決する。
同僚もいいなぁ~と言って居たが1部屋しか空いてないと言う事で残念がった、、、。
入居してからは出張などの度に諸々の支払いや手続き、震災時などにも色々とお世話になった。
会社を退職してマンションを出る時も入らないものは置いといていいよ、片付けさせるからと言って頂き、部屋の中を確認した時も、この程度なら補修費はいいよ。と一銭も払わずに出させてもらった。
普通は保証金を入れ、退室時に補修個所を見積もりして補修金で足りなければ請求される様だが、、、、。
そんなことから愛川に戻ってから毎年鮎を送って居る。
そして今年も送った。先日もお礼の電話があったが、今回お酒が届いた。
小生も早々お礼の電話を入れると、かえって沢山鮎を送って貰って、さっそく鮎ご飯やら塩焼きやらてんぷらやらで鮎尽くしで頂いた、大将もとても喜んで〇〇さんは辛口が好きだから、何か辛口を送ってやれ。と
お口に合うかどうか?冷やして飲んで見て下さいと女将さんが言って居た。
喜んで貰えるとこちらも嬉しいし、美味しいお酒が飲めるのも嬉しい。
ただ女房が、傍でお酒ばっかり沢山あって飲み切れないねぇ~と呟いている、、、。
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