富士山は曇り晴れ、雨霙のち吹雪き

金曜日の晩から息子夫婦が孫たちを連れて来て居る。

金曜日は仕事を終えてから晩飯を食べて８時過ぎにこれから出るからと女房にラインが入って待って居ると１０時前に我が家に到着した。もちろん孫娘も弟君も夢の中だ、、、。

それを見越して女房が布団を敷いて居たので、息子が抱き抱えて布団に寝かせた。息子以外は皆風呂に入って居るので孫たちは寝て居るままパジャマに着替えさせてそのまま寝かせると朝まではぐっすりねていたようだ。

朝は孫娘がいつものように６時に起きて女房の布団に潜り込んだ様だ。７時過ぎには小生の部屋にも起こしに来てくれた。

リビングへ行くと孫娘は女房となんじゃもんじゃと言うカードゲームをして居た。女房はどうにかしてよ！、何も出来ないよ。と言って居るが、、、。

朝飯の支度を小生がする事に、、、。
取り敢えず目玉焼きを３人分、ウインナソーセージも焼き目玉焼きに添える。あとはあるもので、、、。そうこうして居ると弟君も起きて来た。

朝飯を食べながら作戦会議をする。

家の周りは雨が上がって居るので女房は予定通り行く？と、息子と小生はスマホで情報収集をする。取り敢えず向こうも雨は降っていなさそうだが、、、。

予定と言うのは、孫娘が住んで居るのはマンションの三階で、天気の良い日はベランダから富士山が見えると言う。その富士山に登りたい。と言うので、富士スバルラインで５合目まで行き、散策と眼下に広がる景色を眺めよう！と言う事だった。

それには

先ず天気が心配。（予報では雨マークが、、、。）

次に行き帰りの高速道路の渋滞。（孫娘や弟君が飽きる。トイレ等）

次にスバルラインの通行止め。（高い山や東北北海道などは雪になる等の天気予報）

次に５合目駐車場への駐車待ち。（連休中や登山シーズンには渋滞になるとの情報も。）

で、心配してもしょうがないし、ゴールデンウィークなので何処も混んで居るのは覚悟しなくては、、、。

そんな事で９時前に我が家を出発する。中央道も大きな渋滞も無く無事河口湖インターに到着する。孫たちも寝て居た。天気は曇りだったり晴れ間も出たり、処に寄り小雨も降って居た。

そのままスバルラインに、、、。富士吉田の天気は曇りだ。

スバルラインの入り口で往復通行料2,060円を支払う。

道路の両側には芽吹き始めた新緑と桜とムラサキツツジが咲いて居る。順調に登って行くと天候も霧雨になったり、ワイパーを動かす程の雨が降ったりと、、、。

上へ行くにしたがい、桜も咲い始めたものに変わり白樺の木も目に付き緑も少なくなって行く、天気も雨模様の変わる。

３合目になると雲の中に入ったのか？濃霧で視界が１０mと無く、突然対向車が現れビックリする。そんな中をゆっくりと進む。

４合目付近になると雪が道路の両側や木立ちの中に見える。この辺りから雪がちらついて居る。駐車場を過ぎたあたりから明るくなって山頂も垣間見える。
晴れ間も出たり曇ったり、雪が降ったりの中を５合目駐車場登って行く、心配した渋滞も無く小雪が舞う中車を止める。

ダウンジャケットを着込んで車を降りると先ずトイレへ。相変わらずトイレは大渋滞の列が出来居る。孫娘が漏れちゃうと言うので息子が抱き抱えて男子トイレに連れて入った。

女房と嫁さんは長い列に並ぶが、あとで前も後ろも訳のわからない言葉が大きな声で話しが聴こえて来たといっていた。また車椅子マークのトイレに三人づつ入って行くオバサンが何組も居たと言って居た。二人の前で順番にしたのかな？と、、、。

女房と嫁さんが来るまで休憩室に入ってストーブで暖を取って居た。すると職員らしき人が今日は寒いね、マイナス１,５度だよ。昨日までは暖かかったのにね。と言って話してくれた。女房たちが来て、休憩室を出る際は天気が悪くなる見たいだから足元に気をつけてよと言ってくれた。



外は横殴りの雪になって居た。

何軒かの土産物屋に入って色んな物を見て回る。フードコーナーで富士山メロンパンと言うのを見つけて食べる事に、、、。



二つ買い孫娘と弟君に、まだ選り好みが激しい弟君が食べるかなぁ？と思っていたら、皆んなの心配をよそに大きなメロンパンにかぶり付いて居る。





２／３は食べただろうか？、コーヒーブレイクの後も土産物屋の中をウロウロと、すると土産物屋の人が車で来られたのですか？と、声を掛けて来た。

すると下の方は此処よりもひどいところが有るらしく、通行止めになってます。天候はもっと悪くなる様なので、出来るだけ早く降りた方がいい様ですよ！と教えてくれた。



外を見ると横殴りの雪が降って居て、だいぶ積もって来ている。先日タイヤはスタッドレスから変えてしまって居るので、積もってしまうとお手上げ状態になってしまう。しかもくだり坂だとなおさらだ、、、。

店を出て吹雪きの中を駐車場へと戻る。弟君は初めての経験で泣き出してしまう。孫娘も女房の手を握りダウンのフードをかぶり前屈みで必死で歩く。

車に乗り込み服に付いた雪を払う。車に積もった雪を払いフロントガラスの曇りが消えるまでしばし待つ。

曇りが取れて駐車場を出ると係員の人が、ゆっくり下りて下さい。気をつけて！と声をかけてくれた。途中何人もの係員の人からも気を付けるよう声をかけられる。

駐車場から走り出すと登って来た時と比べると景色は一変して居る。吹雪の中ゆっくりゆっくり車を走らせる。道路はシャーベット状で一番危ない状態。

何とか下り終えると富士吉田は雨模様。

時刻も１時前なので地ビールレストランへ行く事にする。

３０分くらいで富士山ビールのレストランへ到着する。

ここで昼飯タイム。

息子はスペアリブとポテトで地ビールをオーダー、女房と嫁さん、小生はチーズダッカルビがメインのスペシャルランチをオーダー、孫娘はお子様用のランチをオーダーする。

ゆっくりランチを楽しみ帰りにお土産用に地ビールを５本買い、隣接した道の駅で野菜やお土産を買った。小生は記念に雪割小桜とサクラソウを購入した。

帰りも高速道路を使い帰って来た。今日は珍しく行きも帰りも渋滞はなく順調に帰って来た、、、。