我が家の新年は息子夫婦が孫娘を連れて元日から泊まり掛けで来ている。
元旦の朝、いつも通りに眼が覚める。布団の中でゴロゴロして居て7時過ぎに起きる。先ずは仏壇に線香を上げる。そこ後いつもの正月ならお屠蘇を戴くが、女房から飲まない様に言われて居る。軽くお雑煮でお餅を二個食べてから、息子夫婦と娘夫婦が来ると言うので正月祝いの準備を手伝う。
9時近くになって、墓参りに今年は小生一人で女房が買って有った花と、裏庭に咲いて居る菊の花を五本程摘んで行って来る。
帰り掛けに大きなスーパーで本鮪の刺身の大皿の盛り合わせを二つ買って帰る。
準備を済ませて11時過ぎから女房と二人で新年の乾杯をして、小生は一足先に本鮪の中トロの切り落としとお新香で呑み始める。
12時半過ぎに息子夫婦が到着する。孫娘は寝ている様で車から降ろし寝かせ様としたら眼をさましてしまった。チョットの間キョトンとして居たが歩き出して小生の居るリビングに、、、。
入り口で一瞬止まったが女房の手を握ったまま入って来た。
遊ぶ!っと言って、また女房の手を引いて滑り台の置いてある六畳の和室へ、滑り台の頂上に立つとパパぁ〜、見てぇ〜と大きな声で息子を呼ぶ、見てるよ!と息子が言うと滑り降りて行く。また登り今度はママ〜と、、、。これを何度も繰り返す、見に行かないとリビングに玩具を持って来て、パパ遊ぼう〜!と暫く遊ぶと、今度はママ〜!と、その間もずーっと女房のそばを離れない。
滑り台で遊ぶ我が家の新ミニラです。 |
24日に来た時は怖くて昇れなかった二階への階段も、女房が二階で洗濯物をたたんだり して居る時に呼び、女房が降りて来て、一緒に行く?と言うと、行く!と言って手を繋ぎ二階に昇って言った。
女房の傍を離れない、、、。カメラを向けると不機嫌な顔をして怒る。 |
小生がポケットから先日戴いた黒い包み紙に包んであるみかんを差し出すと恥ずかしそうに手を伸ばし小さな手で取って行き女房の処に行き膝の上に座る。女房がみかん何処かなぁ〜?と黒い包み紙を明けると、孫娘も一緒に紙を剥がし、オレンジ色のみかんが顔を出すと満面の笑みを浮かべ食べると言う。
女房が食べて良いかママに聞いて?と言うと、イイよ!とママに向かって話している。イイよ!はママが言うんでしょう?と言うとイイよ!とまた自分で言って女房の顔を見る。女房が剥いて一房ずつ差し出すとそれを嬉しそうに口の中へ入れ頬張る、また剥いてやると嬉しそうに口の中へ、、、。
一つ食べ終わると指を1本たてみかん!ともう一つ食べる。とおねだりする。
今度は女房がもう一つ食べるの?と聞くとみかん食べる!と、じゃママに聞いて、と言うと両手を合わせて頬の横に当てみかんいい?と笑顔で可愛いしぐさで聞いて来る。
ママはいいけどジィジにちょうだいして、と言うと走って小生の少し前まで来たが立ち止まり、皆の顔を見て居る。みかん頂戴!でしょうと息子から言われ小生の前に、小生がみかん食べるの?と言うとみかん食べる。と、じゃみかん取りに行くよ、と言いてを差し出すと小さな手を差し出して来た。孫娘の手を引きみかん箱へ行き、黒い包みのみかんを二つ差し出すと小さな手で一つづつ握りしめ台所に居る女房の元へ、女房がばばちゃんご飯の支度してるからママのところで食べて、と言うとまたリビングに、二つも貰ったの一つ頂戴、と言うと一つ渡しもう一つを食べると言う。
じやぁジィジに食べさせてもらいな、と言ったら少しこちらを見て立ち止まって居たがみかんの誘惑には負け、小生がみかん食べるの?と聞くと食べると言う。こっち来てと言ったら、そばに来た。じやぁみかん剥くよと言って剥いてやり一房ずつ渡すと小さな指で摘んで大きな口を明け美味しそうに食べていた。
だんだん近くに来たり、小生が近寄っても泣かなくなって居たが、小生の手から物を取って食べたのはこれが初めてだった。しかし食べ終わると直ぐに女房にまとわりつき離れない。姿が見えなくなるとばばちゃ〜んと大きな声で呼んで居る。
やがて新年の宴の支度が整い乾杯するかと言う時娘夫婦がやって来た。みんな揃ったところで改めて新年の乾杯をする。孫娘もみんなが乾杯するところを見て、麦茶の入ったカップを持って乾杯と言って居る。その後も女房のそばを離れない。台所に立つ時も一緒にトコトコと付いて行く。
家に来てからずーっと、遊ぶ時も、台所にいる時も、二階にいる時も、食事のときも女房と一緒に居る。
翌日も目が覚めてからババちゃ〜んと女房を呼びそばを離れない、朝洗濯物を二階で干している時、リビングに居た孫娘がばばちゃ〜んと和室に行ったり、台所に行ったり、洗面所に居る息子のところに行ったり して居る、ばばちゃん居ないよ、と言いママに聞いて見たら?と言うとリビングに来てママにばばちゃん?と言って居る。何処かなぁ〜、とママ。ジィジに聞いてご覧とママ、小生が二階だよと言い二階行く?と聞くと行く!とじや行くよと手を差し出しと小さな手を出して来た。
これには息子も嫁さんもビックリだ、手を引いて階段を昇り女房の元へ、ばばちや〜んと言って大喜びして居る、女房がジィジと来たの?と言うとうん!うん!と頷き来たと、、、。女房も手を繋いで来たの凄い進歩じゃんと、、、。
その後朝飯を食べ、初詣でに行く事に成って小生はお屠蘇を頂いたので運転は息子がしてハ菅神社と言う小高い山の上に有る地元の神社に行く事になった。駐車場が満車で駐車スペースが道路にも無い。仕方なく少し離れた場所に路駐する。田舎ゆえ駐車違反はないだろう。
歩く時も孫娘は女房から離れない。ずーっと手を繋いだままだ、神社の入り口に山門の鳥居が有り、そこから少し行くと男道の急な階段と女道のなだらかな坂道の分去れになる。行きは男道にしようと成り、女房と嫁さんが孫娘の手を握り登り始める。
二百数十段ある石段を一歩一歩登りながら一歩、一歩と声を出しながら孫娘、途中女房が疲れた、休もうと小休止する。その後も自分の足で昇りだすが途中で抱っこと言い出し、息子が抱っこする?と言うと、ばばちゃ~んと女房に手を伸ばして抱っこをねだる。
えぇ~!といいながら、ばばちゃんしんじゃう、、、。と言いながら孫娘を抱き上げながら急な石段を登って行く。何回目かの踊り場の様な広い場所で下りると言いだし、また石段を女房と手をつなぎ昇って行く。物凄い人ゴミの中なので先行く人が頑張れとか、元気いいねぇ~とか声を掛けてくれる。
頂上に着き大勢の人たちと順番に並び皆でお参りして、無料サービスの甘酒を御馳走になり一休みして女坂を下って下りた。すれ違う人が犬を連れて居るとワンワンと言って興味を示すが腰は引けている。
ズ―ッと女房の傍から離れない、、、。 |
帰り路の下り坂、女道を自分の足で下りて行く、、、。 |
途中海鮮丼専門店でテイクアウトで購入し家に帰り昼飯を食べた。丁度孫娘は寝てしまったのの時ばかりは女房も落ち着いて海鮮丼を食べて居る。来てくれるのは嬉しいけど、も―疲れた、、。と
暫らくすると目が覚めて起きて来た。すると直ぐにお菓子と言ってネギ味噌せんべいをバリッ、ポリッといい音を出しながら食べて居る。食べ終わると直ぐにみかんと言って女房と箱まで取りに行き持って来て女房に剥いて貰い食べて居る。食べ終わると今度は女房の手をひき滑り台に行き、また大きな声でパパぁー、ママぁーと呼ぶ。暫らく遊んで15時過ぎに帰るよ、と促されジイジにバイバイしてと言われて小生とハイタッチ、もう1回と嫁さんに言われハイタッチしてバイバイと手を振り玄関に向かって行った。
17時頃女房に着いたとラインがあった様だ。
孫娘は来る度に大きく成り、テーブルや色々な処に手が届く様になった。台所で洗い物をしている女房の傍に踏み台を持って行き、手伝おうとするし、配膳や片付けもやりたくてしょうがない。その意思表示がしっかりしている。自分が嫌な物は嫁さんでも息子でも嫌!と女房でも嫌だと言う。
何でもダメダメと言わずに危なくない事はやらせて見る、自分で出来ないと思えばママ―、パパ―、ばばちゃ~んと呼ぶ、、、。ジイジ~と呼ばないのが悲しいがみかんを食べたり手をつないで階段を上ったり、ハイタッチが出来利用になったので何よりのお年玉だった、、、。
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