今年最初竿出しは付知川だ、、、。

投稿日:2017年5月24日

更新日:2019-11-19T14:13:45Z

鮎友釣り 木曽とこおしんづか

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本格的な造園作業が始まる前に休みを取り、木曽路の大妻籠にある定宿『こおしんつか』にやって来ている。

目的は親父の三回忌の線香上げと皆さんの笑顔を見る為、、、。

お負けは、20日に解禁した岐阜の付知川で竿を出す事だ。その後はこおしんつかの裏の川「おだるがわ」で岩魚、天魚釣りと切れて居た「七笑い」の買い出しだ。

宿に着き早々と荷物をおふくろに預けて付知川に車を走らせる。

到着すると河原は人でいっぱいだ、と同時に水の量がかなり渇水している。

前の日に長谷川おとり店に電話をすると親父さんが来ない方がいいよ、水が全然無いので皆さん釣れないですね〜。状況が上向いたらいらして下さい。との事で、色々話を聞くと解禁日だけは40、30釣ったひとが何人か居ましたが、つ抜けしない人が何人も居たのが現状ですね。解禁はいいポイントに入った人だけですよ。

そんな状況の中、朝はおとり屋の親父さんから状況を聞いたが、川を見れば状況は納得した。それでも折角きたのだから遊んで行くよ、と言いおとり舟を親父に預け着替えをする。

朝しばらく見ていたがやはり釣れてない。大場所は解禁に釣られて水が少ないので魚が動かないのは当然と言えば当然である。

大勢の人が大場所で竿を出す中、小生は淵と淵の間の瀬を泳がせ釣りで勝負した。最初の一匹目は難無く釣れ、それをオトリに送り出すと二匹、三匹と4連ちゃん、そうなると上から他の釣り人の竿が伸びてくる。しばらくすると対岸からも竿が伸び、案の定お祭りになり小生のオトリを対岸の釣り人に釣られてしまう。

ここはグッと堪えて絡んだ糸を外すのを待つ。時間は測らなかったが五分も待っただろうか?ようやく外れてオトリが手元に戻って来るとオトリはヘロヘロで掛け針は無い。仕掛けはハリスがちじれている。

小生は鼻カン仕掛けはシーズンを通してノーマルで、それ以外はほとんど使わない。仕掛けを交換し、オトリを新しい野鮎に替える。釣れない時間をしばらくの間我慢する。対岸の釣り人や上の釣り人が居なくなり、自由に釣れる様になるとポツリポツリと釣れだす。何匹か追加した後場所移動する。

昼近くなると釣り人は半数くらいになり、移動が可能になり、また静かに釣る事が出来る。移動したポイントでは何匹か釣っては根掛かりする。冷えた缶ビールを1本飲んだ所為か集中力が無くなり、泳がせ釣りの為油断すると瀬の中なので石裏に潜り込んでしまい根掛かりを起こす。

回収すればいいのだが、還暦を迎え足腰に哀しいかな衰えを隠せずに居る、今年最初の釣りで川の洗礼を浴びるのも嫌なのでラインアウトする。そうなるとオトリもさよ〜なら、、、。三回の根掛かりで三匹と千五百円前後する仕掛けを失う。減水しているから竿が出せるようなポイントには割りと型のいいのが入って居るので元気のいい自分から瀬を登る様なオトリなら追って来る。

14時に上がりオトリ屋に戻る、親父さんが良く無かったでしょう?と迎えてくれた。今日あった事を色々話す、親父さんが皆んな釣りたいんだよ。と、初日から喧嘩してもしょうが無いから我慢したよ。と小生。

オトリ舟を生簀に浮かべて見て下さい。と言い着替えに車へ、着替えてから戻ると親父さんが釣る人が釣るとやっぱり釣れるんだなぁ〜と、、、。数えて見たけど17、8はいるね。やっぱり違うんだね、、、。この状態でこれだけ釣れば充分だね、多分今日の竿頭だね。と言われ、お世辞でも気分良く帰路に着くことが出来た。

バケツの中で泳ぐ鮎、本日の釣果です。
勿論、お世話になった礼を言い、今度はお盆かなぁ?と言いながら車に乗り込んだ。親父さんが手を振り見送ってくれた、バックミラーを見ると見えなくなるまでオトリ屋の前で立って居た。こうして今年最初の竿出しは終わった。

ブログを書いている人

鮎の友釣り! チーム舞のレポート

このブログ「鮎の友釣り!チーム舞のレポート」は、鮎の友釣りを生き甲斐としている”Gin”が書いています。2007年のブログサイト開始時から鮎釣り釣果や自宅の寄せ植えなど、趣味を交えて、自身で経験したこと起こったことを綴っています。


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