９時過ぎに作業は終了しシャワーを浴びてから一休みする。
出掛ける用意をしてから女房と近くの小学校へ選挙の投票へ行く。
その足でそのまま山梨へと向かう。相模湖ICから中央高速で大月ジャンクションを河口湖方面へと向かう。河口湖ICで下り富士吉田市へ、乃が美の高級「生」食パン専門店へ１０時４５分過ぎに到着する。
店は１０時から開店と思い込んで居たので、着いたら店が閉まって居る。もう売り切れた！と思って居たら、１１時開店だった。駐車場はシャトレーゼと併用なので、シャトレーゼのお客さんだと思って居たが、良く見ると車の中で待機して居る人が何人も居た。
小生はシャトレーゼで一ノ宮にあるミサト園と言う果樹園にお茶菓子を買いに行き、女房は乃が美の行列に並ぶ。
小生が買い物を終えて車で待機して居ると乃が美が開店する。それと同じに一番乗りの方が生食パンの入った袋を５個下げて出て来る。その後も５つ、４つ、６つ、３つと複数の袋を抱えて皆さん店から出て来る。
女房も３つの袋を下げて戻って来た。
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| 娘の家に１本、家には２本。焼かずに生で何にも付けずに食べるのが女房流、、、。 |
乃が美からは国道１３７を河口湖を左に見て笛吹方面へと向かう。別名御坂みちの左右には桃やトウモロコシの直売所が並ぶ。昔は曲がりくねった道も今はすっかり忘れられる程整備されたバイバスが通り御坂峠はトンネルで難なく超えられる。
１２時過ぎにミサト園に到着する。
すると今の女将さんが出迎えてくれる。が何時もは所狭しと並んでいる桃が見当たらない。それでも店の前に並んでいるテーブルに着くとお茶と冷えた大きな桃を持って来てくれた。
女将さんが横に座りながら今年の出来を話してくれた。
口を開けるなり、今年は桃が無いのよ！と言う。
今年の、この雨と日照不足もそうなんだけど、昨年の台風で桃の木に菌が入り木が枯れたり、枝が枯れたりして花は咲いて実がなったがこの雨で痛んだりして散々な結果になってしまったとの事。
案内の葉書を出した頃はこんなに酷いとは思わなかったから、少しは良いだろうと思った。と女将さん、、、。
試食に出された桃は、少し痛みがあり硬い部分は甘さが薄い感じだが、柔らかくなった部分は甘かった。
先代の女将さんやオヤジさんも顔を見せてくれて、毎年桃を作って居るけどこんな酷い年は初めてだと言って居られた。
帰りに如何します？と女将さん。
他所にはやれないけど、家で食べるならアウトレットの物で良ければ有りますがと言う。作業小屋の方へ一緒に行くと、桃が沢山あるでは無いか？。
なんだ！有るじゃない！と小生が言うと、女将さんが最初は少しは良いだろうと思って、毎年１００箱くらい買ってくれるお客さんが居て、良いから送ってくれ！と言うので、頼まれたお客さんに送ったんだけど、甘く無い！とクレームの電話が何本か有って、それから今年は止めよう。と言う事にしたの。と言う、、、。
送る方は解って貰っていい！と言っても、送って貰う方は知らないから、食べると美味しく無い！となっちゃう。結果ミサト園の桃は美味しく無い！となっちゃう、、、。
ウチも解って貰って送って居るのに、結果信頼を落とす訳で、大きな話をすると山梨の桃は美味しく無い。と言う事になるから、、、。
葡萄は今のところ良さそうだから、また葡萄の時季に来て下さい。と、、、。
解りました。此方から連絡を入れ事情を話しておくから、毎年送って貰って居る女房の実家に送って貰えないか？と言うと、少し考えてから承知して貰った。
ウチは主人がサラリーマンだから、無理して桃を売って信頼を落としてもしょうがないから、正直に言ってお断りして居るけと、果樹園を専門にしている人は美味しく無くても売らないとしょうがないから、店に出て居る処もあるけど、この辺一帯がダメージを受けて居るので、何処もかしこ今年はダメだと顔を合わせれば、挨拶代わりに話して居るとの事だった。
ここで収穫が終わり、落ち着いたら町から補助金が出て町全体を消毒する予定だそうだ。
結局アウトレット品を三箱買い、女房の実家に一箱送って貰った。家に帰ってからは娘の処と、畑を借りて居るNさん宅へ、畑の収穫品と一緒に届けた。勿論その旨も話して承知した上で食べて見て！と置いて来た。
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| 山梨から帰り夕方収穫した我が家の菜園の夏野菜。これを半分Ｎさん宅へ持って行った。 |
もう一箱は孫たちと、嫁さんの実家に半分づつ分ける様、またその旨も伝えてから明日着で送った。
晩酌をした後、桃を早速食べたが甘くておいしかった、、、。テレビニュースでも今年の不作を伝えた様だが、それ程不味いとは思わない、、、。
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| 買って来たアウトレットの桃、この箱に大きな桃が１１～１２個入って居た。娘の家と分けた。見た目はどこも傷は無く、食べても美味しく甘かった。 |
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