今日は信州諏訪の銘酒『神渡』大吟醸が届いて居た。

今朝はとても冷え込んだ。

いつも通りに出社する。

今日は月曜日で親方は土曜日の代休で休み。

今日は小生も含めてメンバーは４人。

４人だが大先輩は約三週間振りの出社である。体調を崩して四日間入院して、その後は自

宅で養生中だった。

その後今日が休暇後の初出勤だった。

いつも相棒のオヤジさんと一緒にやって貰った。

無理をしないで、ゆっくりやってくれれば良いよ！と、何か有れば遠慮なく言ってくれ！。と言ってや作業にあたって貰った。

１０時まで作業を行って休憩時間に調子はどうかな？と聞くと、大丈夫だよ！との事だ。

休み時間が終わり、身体を慣らしながらゆっくりやりな？と分れて作業に戻る。

昼になり、昼飯を食べに上がると、大先輩が一人で紐の袋の前に座って居た。

一区切りついて、紐の整理に係ったと思ったが相棒のオヤジさんの方を見るとまだやって居た。

大先輩の元に寄り、調子悪い？と声を掛けると、うん！と頷き、転んだと言う。

大丈夫なの？と聞くと、腰が痛い。と言う、、、。

何処かに腰をぶつけたの？聞くと、それは無いけど転んだ時に打った様だと言う。

無理しないでいいから帰るかい？と言うと、そうするかな。と言うので車で送ってやるよ。と言って電動自転車を車に積み込む。

積み込む時に職人上がりのＡちゃんも手伝ってくれた。

Ａちゃんに転んで腰が痛いと言うから家まで送ってくるよ。１時までには戻れると思うけど、間に合わなかったらオヤジさんと一緒にやって欲しい。と頼んで送って行く。

車の乗り降りもしんどい様で時間がかかる。

家に着いて自転車を下ろしていつも止める位置まで持って行ってやった。

別れ際に大先輩に、無理しないで痛みが続く様なら病院へ行きな！と言って会社に戻る事にする。

大先輩の家から歩いて行ける距離に整形外科があるので、送る途中そこで降りるかい？、診て貰った方が良いんじゃない？と言ったが、様子を見て痛い様なら行く。と言ってたが、、、。

会社には１時前に戻って来れた。

直ぐに社長に電話で状況を報告した。

その後弁当を食べて直ぐに作業に入る。年末になると解体が多くなって、材料の戻ってる量が半端無いのだ。

午前中でやっと半分くらい片付けが終わったくらいで、材料の補充もいつもの半分くらいでいいので、溢れている材料をパレットに積み重ねて行く。補充と言うよりさげる作業が続く。

三時の休憩時間迄に片付けが終わった。が解体して帰って来たトラックでいっぱいで、アッと言う間に片付けた処に引き上げた材料でいっぱいになる。

三時の休憩時間後には引き上げた作業が終わった研修生が、ヤード作業員としてまわってくるので、Ａちゃんと研修生、小生は研修生を三人使い引き上げた材料の片付けに廻る。

オヤジさんには三時までの作業の片付けや掃除をして貰った。

そんなこんなで５時になり、研修生の定時は５時半なので５時からはメッシュの整理をする様に指示して作業日報にサインをしてやった。

心配して大先輩には三時の休憩時間に二度電話をしたが繋がらなかった。状態が酷く無ければ良いが、、、。

親方に申し送りを書いてからタイムカードを押したら５時２３分だった。

家の駐車場に車を止め今日は疲れた！と言って家の中へ入るとテーブルの上に箱が一つ置いてある。

弁当箱とお茶の水筒を取り出しながら、何だこれは？と言うとお酒見たいよ！と女房。

弁当箱を洗い桶に浸した後、差出人を見るとＫさんからだった。

箱を開けると、信州は諏訪の銘酒『神渡』大吟醸、実際には諏訪では無く確か岡谷のお酒かな？

神渡とは御神渡りと言い、厳冬時に信州諏訪湖が凍りつき、湖一面に張った氷が押し合い亀裂が入り盛り上がる現象を言い、御神渡りと言う。その湖の道を通り上社の神様が下社の女神様の元へ逢いに行くのだと聞いたことがある。〔これはあくまでも小生の記憶の中にある話なので、それであっているのか？いないのか？〕

早々にＫさんにお礼の電話を入れると、
毎年貴重な鮎を貰って居るのでと、何が良いのか解らないからこんな物で申し訳無
いですが飲んで見て下さい。と言ってくださった。

Ｋさんにはお世話になっているので毎年少しだけど鮎を送ってやっている。が返って気を使かわせてしまったようだが気持ちが嬉しい。

今度息子が来た時にでも戴こうと思って居る。