メロンが届く〜〜！

晩酌をしていると玄関のチャイムが鳴る。

 

女房が出ると宅急便だった。

 

荷物を受け取った手には大きな箱が抱えられていた。

 

箱には茨城のメロンの文字が見てとれる。

 

女房がクール便で冷蔵だって！と言う。

 

箱の上には、このメロンは追熟の早いメロンです。直ぐに食べない場合は箱を開け冷蔵庫に保管して下さい。と書かれていた。

 

箱を開けると大きなメロンが二つ入っていた。

 

 

同封されていたパンフレットにはユウカメロンと書かれていた。と同時にメロンを収穫した日にちが書かれていて４日以内になるべくお召し上がりください。と書かれていた。

 

メロン大好きな女房はとても喜んでいた。日にちが持てばメロン大好きな孫娘にも送ってやりたい処だが追熟が早く４日以内だと間に合わない気がする。

 

一つは家で頂くとしても二つは女房と二人では大きなメロンは食べきれない。

そこで我が家から車で約１５分の処に住んでいる娘夫婦に食べてもらう事に決めた。

 

早々にラインを入れると、今週は夜勤なので仕事明けに取りに寄ると返信が来た。

 

送り主は先日第一便で鮎を送ってあげたＴさんからだった。

 

Ｔさんには小生が茨城県にあった会社を退職してから毎年送って居る。もちろんＴさんだけではなく、小生の退職時に仲間内で慰労会を開いてくれた仲間全員に毎年鮎を送っている。

 

送る順番は毎年違うが、Ｔさんにはここ数年第一便で送って居る。と言うのもＴさんの話によると奥さんが鮎が好きで袋田の滝とか簗とか色々な処に鮎を食べに出掛けると言う。

 

処が小生が鮎を送る様に成ってからはどこの鮎よりも小生が送った鮎が今まで食べた鮎の中で一番美味しいと言う。

 

そんな話を聞くと、ブタもおだてりゃ木に登る。とかでつい嬉しくもなる、、、。

 

今年も届いたとお礼の電話があった。

 

久しぶりなので色々と世間話をしたが、途中でＴさんが俺の傍でそわそわしている人が一人いて、是非電話に出てお礼を言いたい！と言ってるんで女房と代わるから、と始めて奥さまと話をさせて貰った。

 

電話を代わった奥さまから、本当に鮎が好きであっちこっち食べに連れてって貰って居るんです。でも〇〇さんから送って戴いた鮎を食べてからはすっかりはまってしまい、今まで食べた鮎の中で本当に美味しいと思いました。これはお世辞でも何でもなく本当に美味しいです。もう毎年心待ちにしています。と言って頂いた、、、。

 

その後Ｔさんと代わり、本当に内のヤツがはまり貴方が送ってくれる鮎が一番だって言うんだよ！と言って頂いた。

 

そこまで言って頂くと、それがたとえ社交辞令だとしても嬉しい限りだ、、、。

 

毎年送って頂くメロンも時季に寄り種類が違うが、家族全員がメロンは大好きなので喜んで頂いている、、、。