何十年振りかの製缶作業をする。

投稿日:2020年7月24日

更新日:2020-07-23T20:58:53Z

仕事

t f B! P L
 
 
 
昨日は海の日でカレンダーは休日だが我が社は出勤日。
 
いつも通りに出勤し、いつも通りに前日に戻って来た材料の整理片付けを小雨の降る中行った。
 
11時過ぎに作業は概ね終わったが、材料の在庫が無くなって居るものがある。
 
それは小さいサイズのブラケットで、爪無しブラケットと呼ばれて居るもの。
 
以前より不足して居て、発注は掛けているとのことだが受注生産になる品物との事で時間が掛るらしく未だに入って来ない。
 
そこで親方が正規の250mmのブラケットを不足しているブラケットの寸法に高速カッターでカットして作り間に合わせようと100個カットした。
 
処が先端の爪の部分をカットすればよかったが、それだと寸法が長い。と言う事で足場板のフックが掛るストッパーの部分も切り落としてしまった。寸法的にはOKだったが、職人から足場居たがズレると外れてしまい使えない!と社長に連絡が入った。
 
その後社長から親方に連絡があり、折角作って貰ったが安全上使えないので、何かあってからでは遅いので捨てて下さい、と指示がでる。
 
親方が処分しようとしているので、小生がどうしたの?と話を聞くと上記の様な内容だった。
100個もそのまま捨てるのも勿体無いので、溶接機ある?と聞くと、今まで一度も使ってないけどポータブルのちっちゃいのがあると言う。
 
それじゃ俺が何とかするからと纏めて置いといて!と親方に言う。ストッパーを付ければいいんだよね。と確認、、、。
 
それから、先ず溶接機を倉庫から引っ張りだす。面も棒もある。本体も何とか使えそうだ、、、。
 
次にストッパーの材料をスクラップボックスから使えそうなものを探し出す。それを高速カッターで適当な大きさにカットする。
 
ディスクグラインダーでバリ取りと仕上げをしたいがグラインダーが無い。仕方なく自宅へ取りに帰る。
 
それから100個あるうちの半分くらいを溶接しグラインダーで角をRに仕上げてバリ取りも実施して行く。4時過ぎくらいから職人たちが続々と現場から帰ってくる。
 
グラインダーで仕上げをしている小生を見ては、(凄い!、手作りしてるの?、助かる、、、。等々)の声が掛ってくる。
 
その後も明日使うんで25個予約しても良いですか?とか出来たの持って行っていい!とか、仕上げ終わったものが次々と積み込んで行く。
 
全部で何個あったかは確認してないが全て無くなってしまった、本日完売しました。状態だった。
 
グラインダーで仕上げて居る時に、ブラケットにはメッキが施工してあるので溶け込み不良が何箇所かあり、追加で溶接をしようと思っていたが、正規品にもこの位のは沢山あるから問題ないよ!と職人の親方の一人が言うので、まぁいいか!と言う事になった。
 
皆さん口をそろえて助かった!とか作ってもらって良かった!と言って頂いたので、何十年振りかの製缶作業もそれなりに面白かったし、なんとなく昔を思い出した一日だった、、、。
 
先端のプレートを溶接した、メッキとパイプが薄いので溶接するのが難しかった。
 
 

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鮎の友釣り! チーム舞のレポート

このブログ「鮎の友釣り!チーム舞のレポート」は、鮎の友釣りを生き甲斐としている”Gin”が書いています。2007年のブログサイト開始時から鮎釣り釣果や自宅の寄せ植えなど、趣味を交えて、自身で経験したこと起こったことを綴っています。


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