座禅草を観に行く、、、。

投稿日:2018年3月18日

更新日:2019-11-22T13:29:10Z

山野草

t f B! P L
今日は以前から観て見たかった座禅草を観に行って来た。

写真や園芸雑誌等では見た事が有ったが実物を見た事は無かった。

朝6時過ぎに起きてそそくさと支度をして車に乗り込む。

相模湖ICから中央高速に乗り勝沼ICを目指して車を飛ばす。途中初狩サービスエリアで肉そばに生たまごをトッピングしてもらい掻っ込む。慌てて食べる必要も無いが何だかワクワクして居る感じだ。食べ終わりトイレに行き富士山が見える方向を見ると、笹子トンネル崩落事故の献花台の向こうに雲ひとつない空に綺麗な富士山がくっきりと浮かび上がっていた。


朝も早く無くても別にいいのだが、何だか寝て居られなかった。何年か振りの恋人に逢いに行く様な気分だった。

早く出た甲斐有って20台前後止められる玉宮座禅草公園の駐車場は先客が一台止めて有っただけだった。車を止めて直ぐ近くの高台にある売店に行って見ると、丁度管理人がの車が入って来て止めたばかりだった。

トイレの場所を聞いて、座禅草の群生地の場所を教えて貰い、小道具の入ったバッグを袈裟懸けにして背負った。言われた山の方向へ歩いて行くとひのきの木立の中へと遊歩道は延びている。




10分も歩いただろうか?、木道の入り口から電牧柵で保全区域は囲まれて居た。入り口にはグリップ付きのフックが付いて居てそこから保全区域内に入り、柵の入り口のフックを掛ける(元に戻す。)木道はタイヤを切った物を貼り付けた滑り止めが付いてた。




少し歩きずらいが森林浴を楽しみながら歩いて行くと有りましたよありました。座禅草!

濃い赤紫色の法着(仏炎苞)を着た僧侶が座禅を組む姿がその名の由来とか、杉木立の中の湿地帯に赤紫色の中に黒に近い色をしたものや緑色(白いもの。)のものもチラホラ観られる。






座禅草の色自体が派手さは無いので群生して居ても水芭蕉の様な華やかさは無いが何とも言えない雰囲気がある。時間も早いから周りは一人も人影は無い。静寂が支配する雰囲気の中でレンズを通して座禅草と向き合って居る。木道の遊歩道から出ない様にと注意書きがあるので注意が必要だ。










本当は真近まで行って写真や匂いを嗅いで見たかったが望遠レンズで撮影をした。匂いも非常に臭いと言うので嗅いで見たかったが環境保全の観点からやはり守らなければ貴重な植物がどんどんと絶滅して行くと言う事になる。

匂いに関しては座禅草の英語名はスカンク何とかとも言うらしいです。特に花の咲き始めは強烈な匂いを出すと言う。また雪解け草とも言うらしい、赤紫色の仏炎苞が20度位に発熱する様だ。山奥の雪に埋もれた群生地でそこだけ雪解けが進むのは座禅草の発熱で雪が溶けると言う。

そう言う意味では、時季的にはもう終盤に入って来て居ると言う事とか?、、、。
何れにしろ電牧柵以外の同じ様な処を散策して見たが座禅草は無かった。電牧柵で保護して有ると言う事は、電牧柵で保護し無いと野生動物に食べられてしまうと言う事となのか?、それとも夜に盗窟する輩がいると言う事か?、、、。

永遠の恋人に逢えたが、電牧柵で保護されて居るとは思わなかった。

















一回りしてから、一度公園に戻りトイレと冷たい物を飲んで、座禅草とは反対側のカタクリの小径と案内板が表示されて居たので一回りして来たがカタクリの花はまだでも葉の間から蕾くらいは持って居るのかと思い歩いたが1輪たりとも見つからなかった。

カタクリの小径の行き止まり?に小さな神社があったので賽銭を投げいれ座禅草の保護と繁殖を祈願した。神社の社には小さな舞台らしきものがあった。遠い昔は豊作や山の安全を祈願して神楽か奉納されていたのか?

ひのきに囲まれて船宮神社がひっそりと佇んであった。

一回りしたところで駐車場に戻り帰ることにした。

山奥の恋人には今度いつ逢えるか解らないが、いつまでも守って行って貰いたい物だと願って居ます。

ブログを書いている人

鮎の友釣り! チーム舞のレポート

このブログ「鮎の友釣り!チーム舞のレポート」は、鮎の友釣りを生き甲斐としている”Gin”が書いています。2007年のブログサイト開始時から鮎釣り釣果や自宅の寄せ植えなど、趣味を交えて、自身で経験したこと起こったことを綴っています。


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