出雲コバイモとクロッカス

 我が家の玄関先もようやく春らしくなって来た。

節分草が終わり、福寿草の花弁が散り始め、三段咲きの福寿草が蕾を膨らませたり、咲き始めて来た。

雪割草も殆んどの鉢で咲き始めた。

道行く人たちも足を止めて皆さん、綺麗だと言って花を眺めて行く。

今日も夕方水やりをして居ると、雪割草を観させて下さいと二組四人の人が、カーポート内の雪割草を観て行かれた。

現在、雪割草と同じくらい興味深く観て行かれるのが、出雲コバイモである。

コバイモの鉢の前で足を止めて、これは何て言うお花なですか？と皆さん聞いて来る。

以前は阿波コバイモや美濃コバイモなどもあったが、いつの間にか消えてしまって居る。そんな中出雲コバイモだけは少しずつ増えて居る。

コバイモと同じくらいに可愛い、綺麗だ！と言って人気なのがクロッカスだ。

この花も半分くらいは見頃を過ぎてしまった様だが、歩道に面した物置の横に置いてあるので、花の色が目立つのか？、半分くらいの方が何と言う花か聞いて来る。

玄関先も、家の周りも我が家は鉢花ばかりなので水やりが一仕事だが、早春から春の山野草は今が一番水を欲しがり、栄養を貯わえる。葉がある内に一生懸命肥培してやると来年も皆さんの眼を楽しませてくれるハズである。

家の周りでは、種が溢れた実生も含めてクリスマスローズも見頃を迎えて居る。