送別会「馴染みのスナック編」パートⅡ

28日（土）は日立のマンションの部屋の片付けをした。

最終的には４月１日に愛川へ移動する予定で居る。部屋にある荷物のほとんどは廃棄の予定だ。土曜日の休日だったが、Ｓ君が片付けの手伝いに来てくれた。

日立のクリーンセンターは日立に住所が無い人は捨てられないとの事で、住所が愛川のままである小生は利用できないので、日立市民のＳ君が、処分する荷物を捨てに行ってくれるのだ。

先ず、電気製品は、電気カーペット以外は処分予定で居たが、テレビは馴染みのスナックの女の子？が欲しいと言う事で予約澄み。後は冷蔵庫、ポット、電子レンジ、扇風機、掃除機は部屋の様子を見に来た大家さんが使用するから置いて行って良いよ！との事だ。エアコンは備え付けだったのでそのままだ。

布団を始め、じゅうたん、カーペット、コタツ、食器棚、テーブル、食器類、ナベ、やかん等々はＳ君に処分して貰った。

いたずらに駄々広くなった部屋にはホットカーペットと毛布にクッション、足掛けが残っただけだ。これで今日から３１日の晩まではここで寝るだけだ。

夕方１６時過ぎにシャワーを浴びてから一休みして１７時３０分頃、Ｓ君とスナックの女の子？を迎えに行って１８時前に、先に２人を下ろしてから車を駐車場に置いて、何も無くなった自宅マンションに戻り、冷蔵庫で冷やした一升瓶の七笑いを２本ぶら提げて皆が待つスナックへ向かった。

日立に来た当初からお世話になった、今は無きスナック『城』のママさんが杖を片手に顔を見せてくれた。いつもの様に手作りの料理と赤飯を小生の為に造って持参してくれた。

この店には、日立に居る時は必ず毎日行って居た。定時で上がると早くから店に行くと必ず、数品の肴とご飯を用意してくれていた。飲んで酔ったり、仕事で疲れていたりするとソファーの隅で電話帳やカラオケ本を枕に閉店まで良く寝て居た物だ。そんな俺をいいから寝かせて置け！といつも言って見守ってくれた社長は昨年無くなったと聞いた。出張へ出て居たので、あんなに世話になって置きながら何もしてやれなかった。社長に教えて貰った村田英男の「男の一生」は今でもカラオケで熱唱させて貰っている。

そのママさんが「俺が日立から居なくなる前に」顔を見たし、美味しい七笑いも頂いたので先に帰るよ！と言ってタクシーを呼んだ。タクシーが来て乗り込む前に２人で記念撮影をした。その後別れを惜しむようにタクシーに乗り込んだ。ドアーが閉まる瞬間、小生がタクシー代を放り込んだ。

お世話になった「城」のママさん。

そして今日、そのママさんから郵パックが届いた。明けて見ると〇〇家（昨年亡くなった社長の名字）と書かれた品物が入っていた。それはタクシー代として放り込んだ俺の気持ちを、２９日に一周忌の法要が行われた際に小生からだとして、社長の墓前に供えたとの事だった。そのお返し送ってくれたのだ、しかも小生の咳を心配して漢方の咳止め薬まで同封してくれた。最後の最後まで粋な事をしてくれる女（ひと）だ。




生前は大変お世話になったＫ組のＫ社長。

スナック「城」の店内で、ママと社長。

そして楽しい時間は過ぎ、２本目の七笑いが空になり、焼酎に代わる頃からカラオケが始まった。この日はカラオケを歌い、点数の下一桁が３と８なら景品がもらえる。景品はチューハイ、カップラーメン、焼きそば、スナック類だ。陽により当り数字が違うので、当る日は歌う毎に当たりが出たりする。それがまた楽しい。

この店は、先ほどのママさんが店を辞めてから連れて来て頂いた店だ。オープンしたての頃はママさんが友達だとの事で暫らく手伝っていた為、足を運ぶ様になった店だ。それからと言うもの山菜やキノコを頂いたりした。特に今頃の田芹は俺の大好物だ。

今日も田芹のおしたしや田芹、ふきのとう、ヨモギの天麩羅は揚げたてを岩塩で食べる粋のよだ。
これと先程のママさんが造った大根の千枚漬けの様な醤油漬けが「七笑い」には良くあった。またマグロにカツオにコハダと刺身も最高！酒もはかどるはずだ、、、、。

此処の店で知り合った常連さん達とこうして楽しく飲めたのも、日立で此処までやって来れたエネルギーだったのかも知れない。ラストまで居たかったが今日も飲み過ぎと、連日の飲み過ぎで少々疲れて居るので、我々は２３時頃お開きさせて頂いた。常連さん、お店の皆さん本当にお世話になりました。楽しかったです、有り難う！

スナック「小菊」のママと百合ちゃん。



常連のＫさんとＯさん、行くと必ず居る。

Ｏさんと北島三郎と鳥羽一郎の(演歌兄弟）を熱唱する。

何を歌っても上手い百合ちゃん。テーブルには賞品のカップラーメンが見える。誰が取った物なのか？



全員集合。

全員集合パートⅡ。そして明日からＳ君は富山に出張へ行く事になっている。