せっかく行くのだからと思い、半日時間が空くので付知川で竿を出す事にした。
そう決めたら11日から準備をする。いつもの仕掛けでいいかなぁと思っていたら、25センチが出るよ、とおとり屋から聞かされた。
そうなると0、05や0、06の柔な仕掛けでは対応仕切れ無いと思い0、08から0、1の仕掛けを準備した。鼻カンも大きめにした。それにお世話になって居る方への土産を買って、旅支度をした。
晩飯はいつも通りに食べ、テレビでオリンピックを観戦した。が朝7時には宿に着きたいと思い21時半過ぎには寝る事にした。
0時過ぎに起きてから昨晩書かなかった中津川友釣り情報をブログに載せてから1時過ぎに家を出て、相模湖インターから中央道に乗り飯田本山インターで降り、清内路峠を越えて木曽に入り大妻籠に到着した。
おふくろと忠犬ナナの出迎えを受ける。挨拶を交わし荷物を置いてから付知川に向かう。
8時前に長谷川おとり店に到着する。親父さんと挨拶を交わし手土産を渡す。今年初めての付知川なので色々と情報を仕入れる。
日釣り券とおとりを購入し区民会館の駐車場に車を停める。支度をしてから川原に下りると沢山の釣り人が、、、。まぁここまでは想定通りなので驚きはしない。引き舟を水に浸けながら下流へと川を視て歩く。何人かに情報を聞くが良くは無い様だ。
川から豆腐屋が見える荒瀬の少し上にポイントを決めて竿を出す、おとりを付けて先ずは大きい石と大きい石の間の垂水におとりを入れて落ち着かせる。暫くするとキツイ流れの脇に泳ぎ出し上流に向かい泳ぎだすと直ぐに追って来た。流れに乗せて下流の溜まりに寄せて引き抜くと期待ハズレの16センチクラスだった。
これをおとりに替えて送り出すと瀬の中をグイグイ昇ってくとまた掛かった今度は少しサイズアップの引きっだ。流れに載せて引き抜くと18cm級のオトリには丁度イイサイズだ。これをオトリに再び瀬の中へ、すると間髪いれずに追って来る。これも引き抜くと20cm級だ。
親父の言う程のでかいのは追って来ないのでこれがアベレージサイズと判断し仕掛けをいつもの中津川や桂川で使用して居る物と交換する。すると泳ぎが一段と良く荒瀬も良く泳ぐ、するとまた直ぐに追って来たが今度は当たりが違う。荒瀬の中で留めようとするが止まらない。竿が満月になり溜めるが、その瞬間オトリだけが勢いよく飛んで来た。スッポ抜けだ、、、。(針が小さく身切れして仕舞う事)。
これは親父が言って居たやつか?。しっかり針掛りして居れば親子丼の可能性もあったも?、、、。
がしかし泳がせと掛ける事を優先し仕掛けは交換しない事にした。すっぽ抜けの疲れたオトリを諦め先程の16cm級の野鮎に交換する。
今度も瀬の中をグイグイと泳ぐ。さすがに荒瀬の中は泳がせとはいかず、引き釣り泳がせにする。
瀬の中を引いては少しだけ竿を緩ませオトリを自力で泳がせる。するとさっきバラシたところで強烈な当たり。3歩4歩下がりながら引き抜こうとするが荒瀬から浮いて来ない。さらに2歩3歩下がり芯から流れの緩やかな処まで引きずり出して引き抜くと大きな鮎が飛んで来た。まさに25cmクラスだ。
これをオトリにするには仕掛けが心細い。止むなくキープする。大役を果たしたオトリを先程釣った18cm級とバタンタッチする。今度は先程の位置まで上流に引きながら上がって行く。ガンガン瀬のちょっとした垂水や葦の根元を根掛り覚悟で泳がせる。すると待ってましたとばかりに追って来た、引き抜くと23cmか?、これをオトリに瀬の中へ。
瀬の中を釣り下り、また上流へ移動する。他の釣り人の移動したポイントも探りを入れる。2匹、3匹拾い釣りしてポイント移動。12時過ぎまでこんな調子で釣り歩き、半日楽しんで竿を納める。
着替えてからオトリ屋へ戻り引き舟からバケツの中へ釣果を開ける。最大25cmを頭に良い鮎が揃う、一つ、二つ、数えて氷の袋に詰め込む。オトリ屋の親父と数えると全部で23匹いた。
今年初の付知川で半日の釣果が23匹だ。これは言う事も無く上出来だった、、、。
宿に帰り、何はともあれ親父に線香を上げる。その後はシャワーを浴びて冷えたビールと冷えたトマトを噛り付く。これだけでも大満足だ。隣にはお袋が居て親父の思い出話をした。
その後は宿の家族とバーベキューを楽しんだ。勿論釣り立ての鮎も皆さんが楽しんで、美味しいと舌堤を打ってくれたのは言う間でも無い、、、。そしてお盆の祭壇には鮎の塩焼きがしんぜられた。
親父も七笑いをやりながら鮎の塩焼きを肴にして旨い酒を飲んで入るだろう。
本日の釣果です。8時過ぎ~12時30分過ぎまでで25cmを頭に23匹だった。半数以上がグットサイズだった。 |
今回一番最初に出迎えてくれたのは忠犬ナナだった。 (忠犬とはサルやシカ等、農作物や家の廻りの被害を防ぐため特別な訓練を受けた犬の事。) |
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