3人(社長と小生と若者)で作業している。
昨日も今日も小生は黒松の剪定をするよう社長から指示が出る。
樹木の中でも松の剪定が最も難しいと言われている。入社してまだ2年にも満たない小生が松の木を剪定していいのだろうか?
社長曰く、以前にも個人邸で五葉松を剪定して貰って居るので、多分大丈夫でしょう、何か解からない事が有れば聞いて下さい。との事で朝一番から庭にある黒松の剪定を行う事になった。
3本足の脚立を立てて、それに乗りツンと伸びた新芽や下側に向いてしまった松葉を毟り取ったり、込み過ぎている枝や新芽を剪定する。最上部から始め終わるまで約6時間半掛った。
完了すると社長に見て貰い、不具合個所や混み合って居る新芽などもう少し手を入れても良い処を指摘して貰い、其の修正に約30分掛った。
その後は玄関横にある黒松の剪定に入る。17時になった処で本日の作業終了になる。
2日目も小生は引き続き黒松の剪定を行う。この松も約6時間係り15時に剪定修了した。またも社長に見て貰うと指摘は無し。昨日より遥かに良くなった。昨日の指摘が活かされていると言って戴いた。
黒松が終わったところで三時休憩に入る。個人邸はお茶やコーヒー、冷たい物やお茶菓子を出して頂くので御馳走になる。社長曰く我われの業界は出された物は全部頂く、食べきれなければ持ち帰る。と言う事で若い人が残り物を全て貰って行った。
休憩の後は社長と若い人は剪定ゴミの清掃に入るが、小生は最後に残った玄関のひいらぎの生垣の剪定を行った。表門から玄関入リ口まで続く階段のアプロ―チまでにひいらぎ、ドウダンツツジ、おたふく南天が植えられている。其の剪定を脚立や、2連梯子、足場板等を利用して、機械や剪定ばさみを使い剪定した。
生垣の縦方向を刈り込み、其のあとは表側の長手方向を刈り込み、其のあと上部を刈り込んだ。最後は隣のブロック塀と生垣の隙間が身体を横向きにして、ひいらぎの枝に押されながらやっと入り込み剪定を始めた。
足元が見えずに進めて行くと、其の時だった、、、、。スネに痛みが走り何かが流れて居るのをスネから足の甲に感じる。と同時に傷みも、、、。古い刈り込み枝がスネに刺さったのだ、、、。
それでもひいらぎだけは刈り込みを終わらせた。其のあとでズボンを見るとスネから下は赤く染まって居た。テッシュペーパーで傷口を拭くが血が止まらない、バンドエイドを4枚5枚重ねて貼るが其の間から血が出て来る。
これはダメだ!と思い、近くのコンビニへ、消毒液と大きめの絆創膏と包帯を2本買い、現場に戻ってから消毒液を吹きかけると穴が開いた様な凹みがありそこから血が湧きでている。どうやら血管が切れたかも、、、。
それでも消毒し、絆創膏を張り、その上から伸びる包帯をグルグル巻きにして、再びドウダンツツジとおたふく南天の剪定をして作業終了。その後は片付けと掃除をする。時計を見ると19時だった。
最後に挨拶をすると、とても奇麗になったとお礼を言われ御祝儀を頂いた。
情けないけど、、、。 |
戴いた御祝儀、薬代と消えて行った、、、。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿