仕事が終わり5時少し前、本社からの定期便でいつもの女性とは違う女の娘が顔を見せた。
今までは彼女だったが色々あって今年いっぱいで辞める事になって居り、ここ一ヶ月前から引き継ぎの女性が来て居たが、今日は彼女が顔を見せた。
すると〇〇さんこれ!と言って、法事で高知に帰って来た。いつもお野菜貰っているからお土産買って来た。と紙袋を差し出して、中から高知限定の馬路村の柚子ポン酢だよ、〇〇さん好きだって言ってたから、普通売って居るのは緑のキャップだよ、これは赤いキャップで高知限定品なんだよ!、〇〇さんなら味の違いがわかると思う、私はわからなかったけどと笑って言う。
それとお芋は皆んな好きでしょ!、これ美味しいんだよとお芋チップスを袋から出して見せてくれた。
有り難う!とお礼を言うと、いえいえ此方こそいつもお野菜有り難う。私の身体は〇〇さんのお野菜で出来て居るんだからと笑顔で言う、、、。
とてもいい娘なんだけど、辞めてしまうのは残念でならない。社長からも彼女が辞めてしまうと報告を受けた。小生が受けたと言うのも可笑しいが、、、
彼女からも社長からも辞めてしまう理由を聞いたが此処では書かないでおこう。
彼女からも今の仕事も慣れて来て、やり甲斐も感じる様になって来たし仕事が嫌でも無いと言って居た。
今は彼氏と同棲中で式を挙げる為に二人で貯金をして居る最中だと言って居た。
〇〇さんのお野菜は超美味しいし、野菜も高いから助かるといつも喜んで居た。
そんな彼女が田舎へ帰ったと、そして他の人には買って来なかったけどと気に掛けて居てくれた事が嬉しく思う、、、。
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