本来の計画は昨日からの作業予定だったが、ここのところの天候不順で予定が狂い、今日1日で公園の除草作業をせざるを得ない状況になってしまった。
昨日も世田谷で個人邸の仕事を7時まで行い、倉庫に帰ったのは8時半過ぎだった。それから家に帰って風呂に入り晩酌をしたのは10時近かった。
今日も6時半頃まで掛かって仕舞い、家に帰って来たのは8時過ぎだった。
家の中に入り、弁当箱を流しに持っていく。するとテーブルの上にタコの文字が見えた。
あれ!如何した?と言うと、女房が今、届いた。と大きな発泡スチロールの箱が置いてある。
差出人を見ると、S君からだった。
毎年今頃に成るとタコを送ってくれる。
早々に風呂から上がり、晩酌に足の部分を1本切り、タコブツで頂いた。タコを食べると口いっぱいに広がるタコの旨味とほんのり甘いタコの味が口に広がり、普段はあまり食べない女房も箸が進んで居た。
大きな真タコが1匹、早々足を1本頂いた。 |
晩酌しながらS君にお礼の電話をして、久々に話をした。
小生の部下だったS君は社内でも、現地でも失敗の多い手の焼ける男だった。またおおらかと言うか、後先を考え無いと言うか、以前も小生と大きな仕事で、小生が工事長で彼がスーパーバイザーとして出張した時の事、仕事も順調に進み、もう少しで終わりという時だった。
皆で食事をして(勿論飲んだが、、、。)ホテルに帰った。ここまでは良かったのだか、彼はその後呑みに行き、明け方まで呑んだ様で、朝出勤して来ない。
携帯に連絡しても出ない。仕方なくホテルに電話して事情を話して、部屋に見に行って貰った。すると酔い潰れて寝て居たのだ。
その後電話が来て、まだ言葉の呂律が回らず酔って居る感じだ。
電話で厳しく注意して、そんな責任の無いスーパーバイザーは要らないから、そのまま荷物をまとめて会社に帰れ!と言ったこのが有った。
彼としては、中途半端なまま、返された理由も含め会社にオメオメと帰れる訳もなく。詫びを入れて来た。
小生は、その日彼を休ませ、反省文を書かせた。それを勿論会社や上司に報告する訳も無く、小生が保管して居た。
それはS君が何がしたり、自分を見失った時に、彼を誰も居ない部屋に呼び、色々な話をした。時には彼の戒めとして、あの時の反省文を見せては彼に反省を促し、叱咤激励をした。
そんな彼も今では世界中を飛び回るエンジニアに成長し、この夏休みもアメリカに出張に明日から行くと言っていた。
そんな話を聞くと嬉しくなっている自分が居た。怪我と熱中症を注意し、最後に慌てず状況を良く理解し、失敗をしない様に忠告した。
タコもS君との会話も嬉しい出来事だった。
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