病院から帰ると何か郵便受けの上に置いて有る。黒いプラ鉢に入れられていて花が風に微かに揺れていた。その光景を見た時に思わず顔から笑みがこぼれた。
それは昨年の5月の有る日、愛川町の半原にある羽蝶ランと岩チドリの専門店「まやこ園」に岩チドリを見に行った時のことだった。花弁の中が赤くなっている(紅一点)系の花が欲しくて見に行った。気に行った花が何点か有ったのでそれを買い求めた。
最初は奥さんが応対して頂いて居たのだが、欲しい花を説明すると旦那さんが何点か候補を持って来てくれた。その花を購入し色々な話をしていくと、小生の家を知って居たのだ。そして貴方ならこんな花が有るので、少し待って居て下さいと言われ待っていた。
待つこと5分、旦那さんが一つの鉢を持って現れた。
この花は、小豆島に自生する羽蝶ランです。羽蝶ラン自体は珍しくないですが、咲き方が変わって居るのです。子宝咲きなんです、野生の自生種で子宝咲きは珍しいですよ。田舎にも自生してますがこんなのは無いですね~!。これをプレゼントしますと言って頂いた。
が、しかしあまりに過保護にした為か、冬を越す事が出来なかった事が今年の2月に解かったのだ。今年の5月に再び「まやこ園」に何か(紅一点)系が無いかな?とTELをした。いくつか有るので見に来て下さいと言われ行ってきた。
その時に昨年頂いた、貴重価値の高い羽蝶ランをダメにしてしまった事を詫びた。それと共に家に有った全ての羽蝶ランがダメになった事を伝え何が悪かったのか聞いてみた。色々教えて頂いたが、もう羽蝶ランはやらないつもりだとも伝えた。だめにしてしまうのが花に対して可哀そう!と言うのが一番の理由かなぁ~!と言った。
多分冬越しの水の管理が原因だと思います。との事、雪割草や岩チドリを始めあれだけ管理されて見事な花を咲かせられるのだから是非再度挑戦してみて下さいよ。とも言われた。
そして今回、家に帰ると小豆島産の野生ラン、子宝咲きが置いてあった。電話してお礼を言うと、是非挑戦して見て下さい。あいつ(小豆島産の羽蝶ラン子宝咲き)が玄関に置いて有る岩チドリの様に咲いている姿を是非見せて下さい。ダメになってもいいですから、上手くいくまで差し上げますから、羽蝶ランはやらないとおっしゃって居たけど是非やって来て下さい。と言って下さった、その言葉が本当に嬉しかった、、、、。
羽蝶ラン、岩チドリ販売「まやこ園」
電話 046ー281-5300
是非興味のある方は行って見て下さい。隣の家は野菜の直売所にもなって居ります。そこでも羽蝶ラン等も販売して居ります。新鮮野菜や山菜、また山菜や野菜の漬けもの、煮物等も販売して居ます。
玄関の郵便受けの上に置いて有った。 |
小豆島産、野生の羽蝶ラン、子宝咲き。 |
同上、置き場を何処にするか迷う。 |
同上の花のアップ。 |
全滅だと思っていたら、なんとか持ち直した我が家の羽蝶ラン、全部で5鉢が頑張って生き延びた。 |
少し遅れて咲いたコアニチドリの布袋咲き。これもダメかと思って居たが遅れて咲いて来た。 |
同上。 |
これも今年は咲かないと思ったが一輪だけ咲いてくれた。大輪トキ草。 |
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