昨夜はかなり降ったのだろう。
5時半頃にトイレに起きたが裏の川は増水してキツイ笹濁りだった。
今朝も少し竿を出そうか?と考えたが、昨日残ったキジは池の鯉の餌にあげてしまった。これだけ濁って居てはブドウ虫では食わないだろうと決め込み布団の中へ潜り込む。
お陰でゆっくりと寝た。
起きたのは7時前でちょうどお袋が囲炉裏の火を焚き付けて居た。小生は囲炉裏端でボンヤリ眺めて微睡んで居た。
普段は滅多に付けないテレビのスイッチを入れ、天気予報や道路情報を見たりした。すると霙とか雪とかの情報も、、、。東京方面は大雨とか?。
8時になり温かい朝飯が運ばれて来て、兄貴が食べれるぞ!と声を掛けてくれた。
ここの宿のこだわりの一つで冷たい物は冷たいうちに、温かい物は温かいうちに出来立てを食べて貰いたいと、例えどんなに遅く宿に着いたとしても作り置きの冷たい夕食は出てきた事が無い。
温かな心のこもった朝飯に舌鼓を打つ。自家製の無農薬米の炊き立てのご飯はお代わりして二杯食べた。自家製だと言う大きななめこの入った味噌汁も旨かった。晩酌を沢山愉しむと折角の手料理だが食べきれなかったりするが、朝飯はデザートのフルーツまでしっかり頂いた。
お腹がいっぱいで動きたく無い状態に、、、。
このままゆったりして居たいが帰らなければいけない。重たい腰を上げ歯磨きのため洗面所へと、その後朝の薬を飲んでから着替えて帰り支度をする。
仏壇に線香を上げてから、お袋に挨拶して車に荷物を積み込む。最後に兄貴と姉貴にお礼と挨拶をして車を走らせる。
冷たい雨が降る中19号を塩尻方面へ、途中木曽福島の道の駅や日義の道の駅、宮ノ越だったか道の駅を3軒はしごしてお土産を買い込んだ。
今回は二日間有休を取ったので、いつもは買わない会社へも土産を購入する。
木曽福島の道の駅でお酒売り場で色々なお酒があるなぁと見て居たら、これがお勧めですよ!この酒米は私が作っています。と声を掛けてくる爺さんが居る。
私は七笑酒造に勤めて居ました。退職して酒米を作ってくれと頼まれ作って居ます。と七笑の純米吟醸酒で昨年コンクールで金賞を獲得したお酒だった。
そのお酒は昨年末正月用の酒を買いに行った時に、滅多に日本酒を飲まない兄貴に正月用のお屠蘇にして欲しいと土産に買ったお酒だった。
そんな話しや、いつも一升瓶で10本買って帰るし、豪笑や華笑、蔵隠し等々の七笑を飲んでると言うと凄く喜んでくれて、今は歌う人が少ないお酒を仕込む時の仕込み歌があり、仕込みに2時間くらいかかるそうで、その間仕込み歌を交代でず〜っと歌うんですと、、、
もし時間があるならちょっと歌いますから聴いてくださいと言う。
小生が時間は沢山あるけど、此処でですか?と言うと、ええ此処で歌います。と言ってお酒売り場の前で歌いだした。
その後も、嬉しいので正調木曽節も聴いてくださいと言って歌い出した。
楽しい出来事だが、小生一人の為に歌ってくれて居るのでなんだか恥ずかしい様な気もする。
そんな出来事があり、なんだかホッコリした気分で19号を進むと平沢辺りは真っ白で雪も降って居る。
その先、贄川辺りも真っ白。
さらに洗馬辺りも真っ白。
塩尻辺りはそれ程では無かったが中央高速道では所々雪景色のところもあったが高速道路には積もってはいなかった。
それでも安全運転第一で無事に帰る事に心掛けて、途中サービスエリアで昼飯を食べて2時半過ぎ家に帰って来た。
今回は二日間有休を取った。
気持ち良く取らせてくれた職場の同僚や、我が儘を許してくれた女房にも感謝したい。
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