今年も桃の季節がやって来た。
我が家ではこの季節になると山梨の一宮にある果樹園に桃を買いに行く。
その果樹園は美里園と言い、爺さん婆さんの代からお世話になって居り、息子や娘が小さい頃に高所作業車に乗り桃狩りやブドウ狩りをして居る写真がある。
今は当時の爺さん婆さんからすれば、孫に当たる娘さんが女将さんとして園を切り盛りして居る。
最初の頃は高校生で、休みの日お手伝いをされて居たと記憶して居る。今の女将さんの代になり美里園からミサトエンに屋号が代わった。
したがって小生との付き合いは三代に渡る付き合いになる。もう約45年位か?、、、
昨年も女房の実家やお世話になって居る方々に桃を送ろうと行ったが、不作で売り物にならない。こんな桃を売ったら信頼を失くす。と言って断られた、、、
本来なら手塩にかけて一年育てた桃が売れないと成ったら、どんなに辛い事だろうと思う、本当にやり切れない。収入を優先するなら売ってしまいたい、だけどそれをしたら信頼を失くしてしまい、お客様が離れてしまうと言い、今年は出来れば葡萄に換えて欲しいと言われ、桃は諦めて葡萄を送って貰った。
今年は如何か?と思い、女房の予定して居た用事が無くなったと言うので急遽二人で出掛けて来た。
10時過ぎに出発して勝沼へと向かう。今日は中央高速も渋滞は無くスムーズに勝沼インターに着き、一宮へ向かう。
予約無しで急遽行った物だから直売所には収穫した桃は売り切れて無いと言う。
先客が何人か居て、皆さん宅配の伝票を書かれて居た。
案内された席で待って居ると女将さんのお母さんが、いつも鮎を送って頂き有り難う御座います。暮れの餅つき大会でバーベキューをしながら焼いて食べたと喜んでくれた。
と同時に今年は天気が良くてまぁまぁの出来だと言って桃を持って来てくれた。適度に冷えた柔らかい桃二つと少し硬めの桃二つ。
やはり冷えすぎると甘さの感じ方が違うと言って、もう少し常温に近い方が美味しいと思うと、、、。と言う事で先に硬い方から小生は皮付きのまま頂き、食べ終わった頃に柔らかい方の桃を皮を剥き齧り付く。
硬い方は歯応えと爽やかな甘味を感じ、柔らかい方は滴り落ちる果汁と共に口いっぱいに広がる甘さに舌鼓を打つ。
手が空いた女将さんが挨拶に来られ、お陰様でこの状態です。
ごめんなさいね、持って帰られるつもりで来られました?と言う。
昨日収穫した桃は皆んな出てしまったと言う。
今年は今のところ順調で、何とか仕上がって来たが少し遅れて居る感じかなぁ〜と言ってられた。
出来れば自宅用に少し持って行きたいと、後は送って貰うつもりで来たと言うと、アウトレットで良ければ一箱くらいは用意出来ると言うのでそうする事にした。
いつも送って頂く処で良いですか?と女将さんが言うので、それで良いですと小生。
そうしたら登録してあるので、その住所に送りますと、送る時期は?と言うのでお任せします。と小生。
こちらで一番良さそうな頃に収穫して送らせて貰います。と女将さん。多分7月半ばから下旬かなぁ?と言って居た。
帰りには収穫した在庫が無いと言って居たが、ジャムにでもしてと言って沢山の桃をお土産に頂いた。
沢山の桃を車に積み込みミサトエンを後にした。
その後は富士吉田にあるフジヤマビールレストランに向かうが、到着すると物凄い人出で昼飯を食べる順番待ちが出来て居た。
食事は諦めて地ビールだけ買って、同じ敷地内にある道の駅に行く。雨が降り出したがまだ傘は要らない程度だ。
道の駅も人でごった返して居る。こうなるとやはりコロナが心配なので、車の中で何か食べようと言って小生はお稲荷さんを女房はパンを買い早々に車に戻る。
途中、スモークチーズと飲み物を買い、山中湖手前のチーズケーキ工房でアウトレット品のチーズケーキやブリュレを買い、道志経由で15時に自宅に帰って来た。
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