9月30日の金曜日、足が痛く早上がりした。
台風が二週続けての襲来で宮ヶ瀬ダムの放流が続いて居たがここに来て水量が落ちた。
病院へ行き炎症を抑える薬と痛み止めを処方して貰い、少し落ち着くまで大人しくして居なさいと言われたが、濁りのある中津川へ様子を見に出掛けた。
今シーズンは今日が最終日の渓流釣り。
6mの竿に0,3号の通しに3Bの重りに鮎用の7,5号のキツネ針を結ぶ。
餌は畑で採取したドバミミズの太いやつ、濁りがキツく足元がおぼつかない状態で竿を振り込む。
竿に伝わる大きな当たりがあるが針掛かりしない。今日の目的は鮎釣りの川見なので釣れなくてもいいと思い竿を振って居る。
濁りの中で餌も針も大きいからチビは掛からない。それでもデカい丸太と呼ぶ大きなハヤが何本か掛かりリリースする。
瀬の中を流して居ると今までと違う当たりがあり,タイミングを見て竿先を合わせると目印が大きく引き込まれる。グイグイ瀬の中を上って行く。
明らかにハヤの当たりでは無い。渓流竿が満月に曲がり堪えると今度はグイグイ下る。濁りの中から丘に上がり必死に付いて行く。
それでも止まらない、雑草の中を必死で走る。
強引に引き抜く事も考えたがラインは0,3号なので無理はしないで寄せる事にしたが寄って来無い。
どのくらい時間が経っただろうか?、ようやくタモに取り込んだのは魚体の綺麗な尺山女魚だった。
取り込んだ瞬間は足の痛みも忘れる程だった。が我に返ると尺山女魚との遣り取りで足が痛くなった。
濁りの中黒い石も見受けられたので帰る事にした。
家に帰って山女魚を測ると32,5㎝と言ったところか?
久しぶりの今シーズン最後の渓流釣りで尺山女魚を手にする事が出来た。以前は良く時間があれば中津川で竿を出して居たし尺山女魚も手にして居たが、何年振りかの渓流釣り。
中津川尺山女魚健在と確認出来た事に嬉しく思った。
本来ならメスだしリリースしてやれば良かったかも知れないがカメラも持って無かったのでキープして来た。
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