あの引きを味わいたくて、、、

 今日も懲りずに桂川へと出掛けて来た。

昨日は大きな鮎が釣れたので今日もあの引きを味わいたくて桂川へ、昨夜お寿司を食べながら女房が明日はどうするのと言う。

何かあるの？と小生。

別に何も無いけどと女房。

今日大きいのが釣れたから明日も行って見ようかな？と小生。

最後じゃなかったの？行ってもいいけど最後最後と言いながらいつ迄行くの？と女房。

最後と思って行くんだけどまだ鮎が残って居るから行きたくなっちゃうんだよな！と小生。

そんな遣り取りがあり、７時前に家を出て９時前に川原に着いた。

今日も誰もいない。

忙々と着替えてポイントへ行き、竿に仕掛けをセットしてオトリを付けて送り出す。

いつもの朝一で追って来る石の周りを泳がせる。時計は９時過ぎだ。

水温は少し冷たく感じるが追わない状況では無いはず、、、。と思って丹念に探ると白く水中で２匹の鮎が見えたと思った瞬間目印が下流へ走る。

竿を貯めて引き抜くとデカいがサビが入ったオス鮎だった。

これをオトリに送り出す。

中々追って来ないし、泳ぎも極端に下手くそだ。お前さかなだろうと言いたくなる。が我慢して泳がせて居ると急に豹変し泳ぎ回る。

上に行ったり、下ったかと思えばまた上流へとグイグイ上って行く。ラインがいっぱいになり竿を少し上流へ寝かす。もう引き下げるか？と思って居ると一気に下って来た。

竿を立てて止める。オトリを浮かせて引き抜く、丸々太ったメス鮎が飛んで来た。メスも少しサビが入って居る。

こんな調子で昼までに５匹を追わせるが、１２時を過ぎるとパタっと当たりが止まる。

今日も小生が竿を出して居ると上流へ二名の友釣りマンが入って来たが途中で電話が入り何処かで釣れて居る様でオトリを貰いに行こうと上がって行った。

小生は１時半過ぎまで粘ったが追わないので上がる事にした。

今日は大きなメスは釣れなかったが、堤防から見ていた人が鮎はまだまだ居るなぁと何人かで話しをして居た。

と言う事で今日で最後にするつもりで居たが来週は如何するか？、ただし今月いっぱいで鮎は終わりにすると調達して居る店から言われて居る。

残った鮎は甘露煮にして仕舞うそうだ、、、。

なにわともあれ風呂に入って晩酌とするか。