朝から久しぶりに太陽が顔を出して居る土曜日。
釣りに行くか?畑や家の周りの草刈りをするか?迷って居た。結局迷った挙げ句雨で釣りに行けなかったので畠山釣り具店に電話で状況を確認する。
水は澄んで居るがまだ水量は多い、平水よりは50センチくらい高いが釣れ始めて来た。との事だった。
相模や中津川が竿が出せる状態では無いので、多分混んで居るだろうとは予測が着く。それでも久しぶりなので行きたい!と言う気持ちが強くなり出し、バックにシャツやタイツと着替えやタオルを詰め込む。自宅のある愛川を7時10分過ぎに出発する。
いつものコースでコンビニと畠山釣り具店により川原には8時半過ぎに到着した。
やはり川原は釣り人でいっぱいだった。
車を止めて様子を見学。仲間が来るのを待って居ると言う方が居て、暫く見て居るが釣れてない!と言う。15分くらい見て居ただろうか?、見て居ても仕方ないので着替えに入る。
朝は水が冷たく追わない!とその方が言う。此処では無いが毎日竿を出して居ると言って居られた。
畠山釣り具店でも此処のところの雨の所為か午前中は良くない様ですが、今日は天気もいいからどうか?解らないですが、やっぱり水温が上がらないとダメですね。と言って居たので、水が高いのと前回の様に絶対絶命に陥ったりする事があるので今日はオトリを三匹買って来た。
午前中は水温が冷たくオトリはバテても三匹居れば保つだろうと言う作戦だ。
が、さて?何処に入ろうか?、入れそうなポイントが無い。釣り人は多いし水量も高い!、川原に下りて何人かに状況を聞いたが何処も釣れてない!との事だった。と言う事で川の状態を見ると石が白い。垢が飛んでしまって居る、此処では掛からないと思ったが言葉を飲み込んでポイントを見て回る。
水量が多いので歩くのも大変だ。
チャラ瀬が平瀬になり、平瀬が深瀬になって居るし、川底も砂や砂利で埋まって居る感じがする?
川の中を上流から淵、淵から下流の平瀬、深瀬と見て廻ったが垢が付いて居る様なポイントは見当たらない。少し石が黒く深瀬の中に所々ハミ跡が確認出来たが釣り人が並んで居る。入る余地が無い。
淵は空いて居るが渦を巻いて吐き出したりして流れがかなり複雑だし釣れる気がしない。が淵の下流に対岸の岩盤がえぐれて魚が休める?溜まりそうなポイントがあるが底は砂で浮く波だ、吹き出して居る。
が見て居ると底を食んで居る鮎が確認出来るし淵の中央が吹き出した砂で馬の背になって居る。
此処だ!と確信して竿を出す事にする。
へそ上まで水に入り馬の背まで行く。馬の背は又上からへそ下くらいの深さだ。9mの竿に仕掛けは流れてくるゴミを考慮しフロロにするか迷ったが0,04号の複合糸で勝負する事にした。
馬の背に行く時にウエーダーに少し水が入り、水中に立って居ると冷たい。
仕掛けにオトリをセットして送り出すも吹き出す流れで流心を超えてエグレにオトリが入らない。仕方なく空中輸送と言うよりは竿を振り回す様にオトリを投げ込む。
対岸ギリギリに投げ込まれたオトリは複雑な流れの中で泳げる場所を自ら泳ぐ。すると直ぐにラインにオバセを効かせると泳ぎ出した。直ぐに反応が出る、前当たりがあり竿操作でオトリを止める。とその瞬間目印が水中に消える。
竿を立てるとグイグイと流れの中を上流へ潜る。それを竿の弾力で浮かせる、楽しいやり取りの末タモに飛び込んで来たのは20㎝くらいのグッドサイズ。
これをオトリに入れ掛かりが始まる。20㎝クラスは手元から離すと水中へと潜り芯をグイグイと泳ぎ、20㎝以下は対岸へと空中輸送する。
このポイントで数えて無いが20匹以上出たと思う、当たりが遠のいたところでポイント移動する。
移動したポイントは淵の上流部、ガンガン瀬から淵へ流れ込むくの字に芯が流れてくの字の手前の中央部が気になるポイントだった。
そこは腰まで浸かりくの字の下流から中央部、上流へと泳がせで狙い,時には芯の脇を引きつり泳がせで上流へと泳がせる。
引き船から元気そうなオトリを選び送り出す。此処も足元は砂や小砂利でくの字の中央部に深くて良くは見えないが微かに黒く感じる石が見える。
初めは泳がせでラインにオバセを効かせる。と結果が出るまで時間は要らなかった。いきなり強烈当たりが有り下流へ走り水中糸と空中糸の繋ぎ目くらいまで水中に潜りこまれる。
これを浮かせるのもまた楽しい、、、。
浮かせて引き抜くと背掛かりの今日一の黄色い鮎がタモに収まる。
此処でも10本以上追加し、3時で納竿した。
車に戻り着替えてから鮎を舟からクーラーボックスへと数えながら入れる。オトリは1本しか今日は使わなかったが、オトリ3本込みで38匹居た。
結構ラインに枯葉やゴミが引っ掛かったが大きなトラブルも無かった。がオトリ3本ある事がゆとりを持って楽しめたのかも知れない。
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