朝飯を食べてから女房と勝沼町から御坂道を通って富士山を久しぶりに見に行くか?となり、もう45年以上の付き合いがある、笛吹市一宮町にあるミサト園(美里園)に女房の実家や息子の嫁さんの実家、お世話になって居る方々へ桃を贈ろうと送ってもらう手続きをしに先ず寄った。
いつもは顔を出す時には小生が釣った天然鮎を手土産に持って行くのだが、生憎の長雨で竿を出せない状態が続いたので、ストックが無い状態だ。申し訳無いが、高速道のサービスエリアでお茶菓子を買って持って行った。
ミサト園に着くと今の女将さんとそのお袋さんが笑顔で迎えてくれた。
早々に冷えた桃を二つ持って来てくれた。先ずは少し柔らかめの桃を食べる。美味しいが昨日まで雨だったので大きいが甘さが少し薄い気がする。その後二つ目の硬めの桃を剥く、小生は皮のまま食べる。こちらは種類が違うのか?先程食べた桃よりも甘い。
今年も桃を送って貰おうと寄った。と言うと、女将さんが今年は送れない!と言う。
話を聞くと開店当初は良かったんですが、此処に入って袋を取って見ると桃が皆んな割れちゃってるのよ!と言う。酷いのは木全部の桃がダメになったのもあると、多分気候の所為だと思うけど、、、、。
周りの人に聞いて見ると皆んな割れたと言って居る、こんなんだったらもう桃農家を辞めようかと言う人も居ると言って居た。雨の所為もあるけど、やはり温暖化?が進んで居てそれが影響有るかも知れない。此処何年毎年何かしら影響が出て居るからと言って居た。
アウトレットでもいいと言っても、売り物には出来ない状態だからとスマホで撮った写真を見せてくれた。
良ければ皆んな桃の代わりにブドウにして貰って居ると言う。
それじゃウチもそうして貰おうかと言う事で、今年は桃の代わりにブドウを送る事にした。
会計を済ませて居ると女将さんが、これはいつも送って貰って居る鮎のお礼と言って大きな箱をテーブルに置いてくれた。
それ以外にもお袋さんがこれはジャムにでもして!と更に大きな箱を二つ持って来てくれた。
沢山の桃を車に積み込み、女将さんとお袋さんが見送ってくれる中ミサト園を後にした。
公表して良いか?解らないがお土産に頂いた桃。
充分美味しいし、アウトレットで売ろうと思えば売れると思うが、信頼や信用を失う様な事はしたくないと言う心意気が嬉しい。
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