小生には実際には兄貴は居無い。が兄貴と呼んで居る方が二人居る。
一人は先日お世話になった木曽の定宿のご主人。大袈裟に言えば約50年近い付き合いになる。
もう一人の兄貴も、小生が会社に入社してからの付き合いで、こちらも大袈裟に言えば50年近い付き合いになる。
その兄貴の故郷が鹿児島県の離島、沖永良部島である。
6月いっぱいで退社して、家の片付けや修繕や諸々の事で7月初めに沖永良部島に帰って居た。
その間2回ばかり電話で話しをして居るが、台風6号が発生してから心配で電話をしたが繋がらなかった。
後で話しを聞くと、携帯の電池残量が30%しかなく、停電して居る事から充電も出来ず、なるべく電話を使わない様にして居たと言う。
台風の影響が出始めた7月19日から連絡船も8月12日まで来なかった為、島にある物が無くなり商店などの棚は何も無くなると言う事態で店は閉まったままだった。と海は荒れて居て漁にも出れないから魚も無いしで、もうそれは大変だったと言って居た。
12日にようやく船が入って来たので,花や提灯などを買ってお墓参りに行きお盆が出来たと言い、連絡船も昨日は2便有り、問い合わせると二席空きがあると言うので、慌てて港に行き予約したと言う、俺と同時にもう一人も直ぐに無くなったと、、、。
昨日の便を逃したら今日は7号の影響で帰って来れなかったと言って居た。
昨日帰って来たが、島からの便も30分遅れて鹿児島に着き、鹿児島からの便も時間が無くやっと乗れた、と言って居た。
島ではお土産物も全て無くなり、鹿児島空港でも碌なものが残って無くて、時間も無いからこんな物だけ取り敢えず買ったと言い、今日お土産のかるかんを頂いた。
昨夜10時過ぎに帰って来た。と言いながら、もう少し居ようかと思ったが何にも無いし、取り敢えず予定して居た事はやったし帰って来ることにした。と言って居た。
台風も6号の影響が物凄くて、それもまた戻って来て、丁度中心が島の位置に有り中心にいる時は風も穏やかで台風が居るとは思えないが、通り過ぎる時は右からの強風で戻って来る時は反対に左からの強風域で兎に角凄かったと、想像は出来るが実際には体験した事が無く、やはり島の人でしか解らない思いだと思った。
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