小生に故郷は無い。
厳密に言えば今住んで居る隣町が故郷と言えるかも、、、
そんな記憶は一切無い。物心がついて高校の卒業旅行に(専門学校)に、来てからの付き合いになる。
その時の予約は違う宿だったが、丁度その宿のご主人が倒れてしまい、救急車をよび搬送されて行く事になった。
こんな状況なので泊まらせて上げられなくなったと、紹介されたのが,今の宿だった。
あれから50年。
今では故郷と思えるほどの場所となった。
趣味を通して写真を撮りに来たり、千葉真一が裏の川で岩魚を釣ったと言えば岩魚釣りに来たりと、本当に多い年には月一で来てたりする。
小生が結婚するにあたり、女房を連れて来たり、子供が出来て子供たちは親戚の家だと思って居たり、宿の子供たちに何か有ればそのお祝いをしたり、小生の子供たちが結婚や子供たちが誕生したりすると、そのお祝いをしたり、されたりした。
そんな付き合いになり、もう50年の年月が流れる。
小生の娘に中々子宝に恵まれずに何年かの年月が過ぎた。その都度8年経っても、10年経っても産まれた人が居るからと、言って居たお袋。
そんなこんなで、娘に待望の双子が産まれた。
お袋も、宿の女将さんやご主人も大変喜んでくれて、お祝いまで頂いた。
その時産まれた孫たちが出歩ける様になったので、お袋を始め皆さんにあわせようと、今日来る事が出来た。
来る途中から、色々な経験をして沢山食べて、孫なりには疲れると思うが、小生たちにとっては娘夫婦や孫たちと一緒にこれる事が何よりの楽しみだ。
宿に着いてからは、先ず親父の遺影の前で冷えたビールを飲る、乾杯は孫たちも一緒にしてくれた。
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